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健康に関する、この情報ってホント? これって常識なの?

日進月歩の医療の最新情報やウラ話、新常識、テレビでおなじみの健康番組のネタ話などを解かりやすく解説。

だまされない賢い患者・消費者になるために必要不可欠な知ってて損なし情報の数々。
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痩せる事は美徳か?
JUGEMテーマ:健康

メタボ検診が始まって早2年が経過し、巷ではやれ“飲むだけで痩せる”とか“〜するだけでダイエット”などという広告であふれかえっているが、痩せるというのはそれ程重要な事であろうか?

 まず1つ、生物学的なことを言うと “痩せる”=“衰弱” という事を見落としてはならない。

 野生の動物で “痩せ衰える” の後に訪れるのは “死” である。

 人間だって山や海で遭難して助け出された人が太って帰ってきたという話は聞いた事がないし、病気で亡くなる方も多くは痩せて亡くなって行く。(病的な浮腫を除いて)

 という事は“飲むだけで痩せる”というものは劇薬で、“〜するだけでダイエット”は危険極まりないグッズや行為ということになり、そんなものが野放しになっているわけがなく、ありえないということである。

 また、中年以降になると代謝が悪くなり、肥っていくと言われているが、果たしてそれは悪いことなんだろうか?

 代謝が悪くなるというのは表現を変えると省エネになるということであり、今まさにもてはやされている流行の最先端の状態に早代わりする。

 動物は年を取ると動きが鈍くなり、当然のことながら餌にありつける確率も低くなる。そこで、身体を省エネにしてできるだけ消耗を防ぐようにして、身体に蓄えるようにする。実に理にかなった身体の変化である。

 人間とて同様にそういう身体の変化が起こるため中年太りが起こる。

 これは、いわば命を長らえさせるために神が与えてくれた自然の摂理であり、けっして悪ではない。


 先日、厚生労働省の研究班が宮城県の40〜70代約5万人を対象に1995年から2006年までの12年間、肥満や喫煙などと平均余命の関係を調べた統計をまとめ上げた。

 2007年5月にアメリカで発表された、65歳以上の米国人を対象としたデータでは平均余命はBMI25〜30がもっとも長いとされていたが、宮城県でもそれを裏付ける結果が出た。

 統計結果を要約すると

 男女とも40歳からの平均余命が最も長かったのはBMI25以上30未満で男性が41.64年、女性が48.05年であった。
 そして最も低いのがBMI18.5未満の男性34.54年、女性41.79年で、なんと6,7歳もの差が出るという結果になった。

 BMIが低いと平均余命が短くなる事には、ガンに罹っている方の体重減少が影響しているという意見や内臓脂肪の危険因子が高いのでBMIのみでは語れないなどの意見もあるが、これだけ大人数で長期間にわたって行なわれた統計であるので信用には十分足りる結果であると思う。

 ちなみにBMI25〜30というと以下の体重になる。
  
  身長  150cm 56.3〜67.5圈 155cm 60.1〜72.1
      160cm 64.0〜76.8圈 165cm 68.1〜81.7
      170cm 72.3〜86.7圈 175cm 76.6〜91.9
      180cm 81.0〜97.2圈 185cm 85.6〜102.7

 上の数字を見て胸をなでおろした人がたくさんいるのではないかと思うw

 要は重点が美容から健康に変わる年齢からはあまり体重増加にとらわれず

    “適正小デブ”をめざせ!ということである。

 ただし、脂肪を貯めこむのは皮下であり、内臓ではない事をゆめゆめ忘れる事なかれという事を付け加えておく。


参考・引用: 毎日jp 特集ワイド:そんなにデブは悪いのか!?
東北大学大学院医学系研究科                
     生活習慣・健診結果が生涯医療費に
及ぼす影響に関する研究(pdf)


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