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健康に関する、この情報ってホント? これって常識なの?

日進月歩の医療の最新情報やウラ話、新常識、テレビでおなじみの健康番組のネタ話などを解かりやすく解説。

だまされない賢い患者・消費者になるために必要不可欠な知ってて損なし情報の数々。
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小児の解熱剤使用について
ショック
 とかく子供というものはよく熱を出す。

 真っ赤な顔を見て、あわてて熱を計ってさらにビックリ、39℃オーバーなんてことがよくある。

 そこで慌てふためき、医院に駆け込んでよくもらうのが解熱鎮痛剤。

 飲み薬や座薬があるが、いずれも使用するのは要注意。以下はその理由である。

 そもそも何故、熱は出るのか?

 実はこれこそが人間の免疫力の成せる業で、熱を上げることでウィルスをやっつけようとしているのである。

 そこで、無理に熱を下げるとどういうことになるかというと、もちろん、熱は下がるが、それと共にウィルスたちも元気になるという寸法。

 結局、慌てて、騒いでウィルスに助け舟を出すだけである。

 そして、解熱剤を使い、ウィルスが元気になって起こすのがライ症候群インフルエンザ脳症などの急性脳症で命が危険にさらされる。

 昔から熱によって脳に障害を起こすと思われているが、最近の研究で解熱剤では脳障害を防ぐことができないだけでなく、上記のようにむしろ脳障害を助長することがわかっている。

 また、はしか(麻疹)などは熱が下がりだしてから発疹が出るので、解熱するとベテラン小児科医以外は診断さえも困難になる。
 最近では小児科医により、安易な解熱剤の利用はいさめられ、よく言われているのが、

 「熱があっても元気なら解熱剤を使わなくてもよく、ぐったりしていたら利用する」

 という説明だが、これもどうやら間違いのようだ。

 解熱剤を使うと急激に体温が下がり、一時的には体が楽になるが、それに呼応するように体温を再度上げようとする力が働き、その体温の上下でどんどん体力が消耗する。
 ゆえに、ぐったりしている状態で解熱剤を使うと病状は余計に悪化、合併症を起こす可能性が高くなるらしい。

 しかし、相変わらず解熱剤をすぐに出す医者は多い。

 もちろん医師は前述したことなど先刻承知しているのだ。ではなぜ解熱剤を出すのかというと、その言い分は、

「患者がほしがるから」、「熱に解熱剤は必要ないが、出さないと患者離れにつながり医院の経営が成り立たなくなる」などだ。

 しかし一番気をつけないといけないことは、手持ちの解熱剤を自己判断で子供に服用させないということだ。
 特に、アスピリンやボルタレン、ポンタールなどを勝手に使うことは禁忌である。

 親の判断で、子供に飲ませていい解熱剤は、
         「アセトアミノフェン」 だけである。

注:アセトアミノフェンも多量に服用すると重篤な副作用がある。

ここで懸命な患者の心得
 すぐに薬をほしがらない! 手ぶらで帰らせる医師を不安がるな!

 下の参考記事の小児科医のような方が多くなることを大いに望む。


参考・引用:よしだ小児科クリニック「解熱剤」考


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